「去年までは普通に書けていたのに、急に作文が苦手になった…」
小4前後でこう感じる保護者の方はとても多いです。
ですが、これは子どもの能力が下がったわけではありません。
実は、小4になると作文はこれまでのただ出来事を書く文章から、考えを書く文章へと変わります。
この記事では、
・小3と小4で変わる作文の違い
・急に難しく感じる理由
・小4作文の基本構成
・家庭でできる具体的なサポート方法
を分かりやすく解説します。
小3作文の特徴|出来事中心でOKだった

小3までの作文は、
たとえば、
「歴史の動画を見ました。
平安京がまだできていなくてびっくりしました。
楽しかったです。」
このように短くても、体験と感想があれば十分評価されることが多いです。
そのため、小学3年生くらいまでは「書けている感覚」を持ちやすい時期でもあります。
小4作文で急に難しくなる理由
小4になると、作文で求められる内容が大きく変わります。
単に何をしたかではなく、
・どう思ったか
・なぜそう思ったか
・そこから何を学んだか
といった考えの部分が必要になります。
つまり、文章量が増えるのではなく、文章の「中身」が変わるのです。
この変化に戸惑う子どもが多く、それまで書けていた子ほど急に作文に苦手意識を持ちやすくなります。
小4作文の基本構成
小4作文は、次の流れを意識すると書きやすくなります。
出来事 → 気持ち → 理由 → 学び
たとえば歴史学習の場合。
動画で平安時代を学んだ(出来事)
↓
平安京がまだ完成していなくて驚いた(気持ち)
↓
完成していると思っていたから(理由)
↓
都は少しずつ作られると知った(学び)
この順番に並べるだけで、小4らしい文章になります。
小3作文と小4作文の違い(具体例)
小学3年生の作文の例
歴史の動画を見ました。
平安京ができていなくてびっくりしました。
小学4年生の作文の例
歴史の動画で平安時代まで学びました。
私は平安京はすでに完成していると思っていたので、
そのあと本で調べてみると、
新しいことを知れて勉強になりました。
違いは長さではなく、気持ちの理由と学びが入っているかどうかです。
家庭でできるサポートはシンプルで十分
特別な指導は必要ありません。子供に対しての次の3つの質問だけで大丈夫です。
「どこで驚いた?」
「なんでそう思ったの?」
「新しく知ったことある?」
この質問を順番にするだけで、自然に小4作文の構成が出来上がります。
親は内容を直すよりも、子どもの考えを引き出すことを意識すると書きやすくなります。
ついやりがちなNGサポート
・もっと長く書きなさい
・それ違うんじゃない?
・ちゃんとした文章にして
こうした言葉は、子どもを「正解探し」の状態にしてしまいます。
正解探しをしてしまうと、自分の文章が間違っているのではないかと感じ、自由に表現できなくなることもあります。
まずは内容を受け止め、「そこ面白いね」「いい発見だね」と書く意欲を保つことが大切です。
→こちらの記事に表現のテンプレなどをまとめています
まとめ
小4で作文が難しく感じるのは、書き方ではなく求められる内容が変わるためです。
・出来事だけでなく理由を書く
・学んだことを書く
・気持ちを具体的にする
この3つを意識すると、小4作文はぐっと書きやすくなります。
家庭では、「どう思った?」「なぜ?」「何を学んだ?」この3つの質問から始めてみてください。
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