城ノ内中等教育学校の適性検査は、知識量より「思考力・読解力・表現力」 を重視する入試です。
しかし毎年の傾向には明確なパターンがあるため、過去問を正しく分析すると効率のよい対策ができます。
この記事では、
- 出題形式
- 配点
- よく出るテーマ
- 過去問の傾向
- 家庭でできる対策
を初めての家庭でも分かるように徹底解説します。
1.城ノ内中の適性検査の基本情報

■ 試験科目
- 適性検査Ⅰ(45分)
→「国語的分野」を中心とした読解・作文・記述問題
→英語のリスニングもあり
- 適性検査Ⅱ(45分)
→「算数的分野」「理科・社会融合型」「資料読み取り」
■ 配点の目安
- 適性検査Ⅰ:100点
- 適性検査Ⅱ:100点
- 面接:あり(合否に影響は小さめ)
※年度によって細部は変わるが構成はほぼ一定です。
ちなみに面接時には「かなりラフな格好で臨んで合格した」という声も何件か聞いています。
2.過去問から見る「適性検査Ⅰ」国語的分野の傾向
① 長文読解+記述問題が中心
- 文章量が多い
- 設問が「理由を説明しなさい」「根拠を示して書きなさい」形式
- 抜き出しより“考えて書く”力が必要
② 図表や資料を読み取って文章にまとめる問題も頻出
例:
- グラフの変化を読み取り説明する
- インタビュー文を要約する
- 複数資料を組み合わせて考察する
③ 作文(100〜200字程度)が毎年出る
テーマ例:
- 「話し合いの大切さ」
- 「新しい取り組みの必要性」
- 「学校のルールと自由」
作文は配点が大きく、文章の型を覚えると高得点になりやすい。
3.過去問から見る「適性検査Ⅱ」算数・理科・社会融合の傾向
① 算数の文章題(中学受験レベルより易しめ)
- 規則性
- 表・グラフの読み取り
- 速さ・割合
- 図形の面積・体積
城ノ内の適性検査では、計算力より「文章の理解力」を問われることが多いです。
② 理科・社会を合わせた資料問題が多い
- 気温・湿度の変化グラフ
- 統計資料
- 身近な環境問題
- 食料自給率や人口グラフ
複数資料を組み合わせる力が必須となるため、しっかりとグラフの読み取りに慣れておく必要があります。
③ 論理的な説明を書く問題
例:
「このデータから分かることを説明しなさい」
「AとBの違いを理由とともに答えなさい」
“なんとなく”ではダメで、根拠を示す力 が必要です。
普段から自分の意見をしっかり文章にする練習をしておくとよいでしょう。
4.よく出るテーマまとめ(年間を通して変わらない)

【国語的分野】
- コミュニケーション
- 合意形成
- 自己肯定感
- 社会の仕組み
- 文章要約
【算数分野】
- 規則性
- 比・割合
- 表・グラフ
- 図形の合成・分割
【理科的分野】
- 気温・天気
- ものの燃え方
- 生物の分類
- 水溶液の性質(文章問題として)
【社会分野】
- 人口
- 産業
- 環境問題
- SDGs 的テーマ
5.合格ラインはどれくらい?(目安)
過去の合格者の声・塾情報からの目安は…
■ 合格ライン(推定)
- 適性検査Ⅰ:60〜70点以上
- 適性検査Ⅱ:60〜70点以上
- 総合:120〜140点程度
平均点が低いことが多いため、6割取れれば十分射程圏内とのことです。
6.家庭でできるおすすめ対策
① 読解の基礎は「音読+要約」が最短ルート
- 学校の教科書でOK
- 1段落=1文でまとめる練習
※要約ができれば国語・理科・社会の記述力が一気に伸びます。
② 思考力問題は無料教材で十分
おすすめ:
- RISUの無料プリント
- ちびむすドリル(資料読み取り)
- 文科省の統計資料
③ 作文は「型」を覚えるだけで得点が上がる
- 結論
- 理由
- 具体例
- まとめ
作文はこの4ステップで、後は型を覚えて使いこなせるようになるとよいです。
④ 過去問を解くタイミング
5年後半〜6年夏
→「解けない」ことが普通なので“慣れる”目的でまずは過去問に触れてみます。
6年秋〜冬(直前期)
→ 時間を測って本番形式で解く
→ 記述の質を高める
7.まとめ:城ノ内中の適性検査は「思考力×記述」がカギ
城ノ内中の入試は、ただの知識テストではなく考える力・読み取る力・表現力 を総合的に見る試験です。
そのため、
- 過去問で「形式に慣れる」
- 家庭学習で「記述力を上げる」
- 資料読み取りに触れる習慣をつくる
これらが合格への近道。
家庭でも十分対策できるので、今日から少しずつ始めてみてください。
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